その後どうしてる?

2024年04月12日

ショップさんでは秘密のひと手間

プライベーターさんならお楽しみのひと手間

そう!ピストンやコンロッドのバリ取り&重量合わせ

リューターやヤスリでおこなう手作業が

「俺!こだわりのチューニングしているぜ!」

感が出ていて結構悦に入る人も多いとか(笑)

スカートの裏側とか

ピストンピン周辺のリブ周りとか

少しでも軽く、少しでもひっかかり(バリによる)無く

なる様にひたすら削ると思いますが・・・

その後ってどうしてます?

ペーパーならまだしも、リューターでの加工は

マイクロクラックの巣窟となっており

さらにはその加工部分には引張りの応力が掛かっています

(外側に広がろうとする力です)

ピストンやコンロッド以外でも追加工をすると

必ずこの引張りの応力が掛かり破損の原因にもなるのです

対策として・・・

やはりWPC処理で追加加工部のマイクロクラックを極力無くし

更に圧縮側の応力を入れてあげる事が大事なのです

(これを圧縮残留応力と言います)

今回はピストンの事例となりますが、お楽しみの追加工後は

この「圧縮残留応力」を入れて、しっかり強化する事をお勧めします!

圧縮残留応力マシマシで心配無用のピストンがこちら!

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