2023年

表面設計コンソシーアムのHPが出来ました。  

2023年09月22日 カテゴリー:

コンソーシアムのメンバーによる複合技術が最適な表面設計ソリューションをご提案
熱処理やコーティングなど単一の技術では対応できない表面に関わるユーザーのニーズ・オーダー(表面課題)に対し、計測・評価を経た根拠のある合理的で最適なバリューコストを高める表面設計ソリューションや、各種の表面損傷に対して寿命予測が可能な表面設計ソリューションを開発し提供する、表面技術のスペシャリスト集団です。

『表面を設計する』とは
たとえば、電気自動車や風力発電に使われる動力伝達部品やリチウムイオン電池用の金属箔を切断する金型は、必然的にその機能が『表面』に集約されています。 もし、ほんの少しでも『表面』が壊れることあれば、それはすなわち、その機能が失われ停止するということです。 それぐらい『表面』は私たちの未来にとって重要です。 『表面』に優れた機能を与えるにはベース素材の材料設計技術や表面改質技術にはじまり、その上に被覆する薄膜制御技術さらには最表面のテクスチャ制御技術までをトータルに高度なレベルで協調させる『設計』が必要です。 しかし現実には、そのような対処療法的な手法で本当にその課題は解決するのだろうか?とか、少しコストをかけても根本的に設計を見直せば格段に高性能化するのに?といったモヤモヤに遭遇するケースはよくあります。 私たちはそんなモヤモヤを共有しもっといいものを作りたいと願う『表面設計』のスペシャリスト集団です。 私たちと一緒に『表面を設計する』を始めましょう。

お問い合わせお待ちしております。

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神奈川発のフラウンホーファーモデル?

2023年07月26日 カテゴリー:

神奈川発のフラウンホーファーモデル?

この度、弊社、微粒子投射技術を有する不二WPC・サーフテクノロジーと多様なコーティング技術を持つ日本電子工業、熱処理技術を提供する武藤工業、金型の設計・製造を手掛ける昭和精工に加えて、豊富な分析評価技術を保有する神奈川県立産業技術総合研究所、理論構築を担う横浜国立大学で、複雑な表面課題にシステムソリューションを提供する「表面設計コンソーシアム」を組織しました。

単一の技術では対応できない表面に関わるユーザーのニーズ・オーダー(表面課題)に対して、当社など表面技術のスペシャリスト集団がエンジニアリングの立場から共同受注し、計測・評価を経た根拠のある合理的で最適なバリューコストを高める表面設計ソリューション、また、各種の表面損傷に対して寿命予測が可能な表面設計ソリューションを開発し提供することを目的とするものです。

一方で、将来的に必要とされるであろう表面課題に対応する複合処理の技術開発も行っていきます。

そのソリューション・サービスの流れは、まずは企業のニーズや課題をヒアリングし、76のフラウンホーファー研究所の中から適切な研究所を紹介・マッチングします。

研究機構内での幅広く密接な協力体制により、それぞれの分野に特化した各研究所の専門知識を提供できるほか、非常に広範なプロジェクト要件と複雑なシステムソリューションにも対応可能となっています。

表面に関するお困りごとがありましたら何でも、‟神奈川発フラウンホーファーモデル”を目指す当コンソーシアムに、是非ともご相談ください。

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2023年夏、理容はさみカラーリングラインナップ!

2023年06月02日 カテゴリー:

理容業界でお勤めな方、はさみは一番の相棒ですよね? そんな貴方に2023年夏、理容はさみカラーリングラインナッ […]

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カーボンニュートラルの実現に向けて

2023年05月31日 カテゴリー:

カーボンニュートラルの実現に向けて

 2015年の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で採択され、2016年に発効した気候変動問題に関する国際的な枠組み「パリ協定」では、2020年以降の温室効果ガス削減に関する世界的な取り決めが示されました。大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度が倍になると気温が約3℃上がるといわれる中で、CO2排出量を削減して、産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑える目標が掲げられたのです。21世紀後半には、温室効果ガス排出量と森林などによる吸収・除去量のバランスをとって全体でゼロにする「カーボンニュートラル」に向けた各国政府の取組みが始まり、わが国は2050年のカーボンニュートラル実現の目標を掲げています。

しかしながら、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書によると、現時点で世界の平均気温は1.1℃も上昇し、許容されるCO2排出量の枠(カーボンバジェット)は残り500ギガトンしかなく、今のペースで排出を続けると2030年ごろに上限に至る、つまりカーボンバジェットを使い切ってしまう、とのことです。

カーボンニュートラル実現のうえでは実に様々な技術が必要とされますが、摩擦を低減してエネルギーロスを抑えCO2排出量を抑制する材料の表面改質技術も、その一つといえるでしょう。

弊社は、表面形状効果によって食品粉体などの付着防止や滑り性向上を実現する微粒子投射技術「マイクロディンプル処理®(MD処理®)」をキーテクノロジーとして、その技術を常に進化・発展させることによって、安心・安全に食品ロスや生産性の悪化(エネルギーロス)といった問題を解決。これによって、より一層の環境負荷低減につなげ、社会の発展に貢献していくことを使命に掲げています。

弊社では、さらなる環境負荷低減、カーボンニュートラルの実現に向けて、表面改質技術の終わりなき向上を目指しています。引き続き、弊社の取組みに是非ともご注目ください。

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コラム  耐性菌について・・・

2023年05月12日 カテゴリー:

薬剤耐性菌に対策あり⁉

 感染症を引き起こす細菌を殺したり、細菌が増えるのを抑えたりする抗菌薬(抗生物質)が効かない、「薬剤耐性菌」。薬剤耐性菌による死亡者数は全世界で100万人を超え、エイズウイルス(HIV)やマラリアよりも多くの命を奪っているようです。

比較的高度な治療が受けられ、院内感染対策も進んでいる日本では、薬剤耐性菌の感染症の発生数は少ないとはいえ、主要な薬剤耐性菌による死者数は年間1万数千人に及ぶと見られ、入国制限の緩和された現在、衛生・医療の対策が十分に整っていない国からの薬剤耐性菌の流入による、感染者数の増加が懸念されています。

 約100年前に見つかったペニシリンをはじめ様々な抗菌薬が出てきましたが、抗菌薬がたくさん使われるようになると、薬の成分を分解したり体にくっつかないように変位したりして耐性を身につけた細菌が、いろいろと登場してきました。そうした薬剤耐性菌に感染して薬剤耐性を持つようになっても、毒性が高まるというわけではなく、健康な人ならば免疫で抑えられることも少なくはありません。それでも、子どもやお年寄り、持病がある人などは薬剤耐性菌への抵抗力が弱く、感染症にかかることがままあります。効く薬が少ないために治すのが難しく、重症化したり死亡したりすることもあり、中でも多くの抗菌薬が効かなくなる「多剤耐性菌」も問題になっています。

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ワールドカップ VARモニターにもバイオメティクス?? ~テクスチャ形状効果について~

2023年04月18日 カテゴリー:

生物の観察や分析から得た着想をものづくりに活かす科学技術は、「バイオミメティクス(生物模倣)」と呼ばれます。

その歴史はとても古くて、1940年代には、植物の種が動物の毛に付着することを模倣した面状ファスナー(マジックテープ)が製品化されています。

しかしここにきて、いろいろな分野においてバイオミメティクスの産業応用が進んできています。

その背景としては、昔ながらの肉眼での生物観察に代わって、電子顕微鏡の進歩によって、肉眼では観察できない生物の特徴を捉えられるようになったことが挙げられるようです。

つまり現在主流の観察ツール、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いることで、生物の表面に形成されたサブセルラー・サイズ構造(細胞内部や表面に形成される数百nm~数μmの構造)の観察が可能となったことで、生物固有の機能を発現させる特徴的な表面構造が発見されて、新製品や新材料を開発するヒントを得ることができるようになったわけです。

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理容はさみの話2

2023年02月10日 カテゴリー:

先週は理容はさみのWPC処理(いぶし銀 職人仕様) をご紹介しましたが、今週ははさみ本体材質の話! はさみ1本 […]

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理容ハサミの表面処理はDLCだけじゃないのです

2023年02月02日 カテゴリー:

時にこのハサミ珍しい(個性的)でしょ? みたいな投稿をしておりますが… 右:WPC処理+虹色DL […]

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粉体、液体、パッケージなど、あらゆるものの「滑り」を解決します!

食品メーカー様、医療機器メーカー様など、さまざまなお客様から評価をいただいております。
ご訪問してデモンストレーションすることも可能です。
また、ご来社いただけますと弊社にてさまざまなマイクロディンプル処理のサンプルをご覧いただけます。

※図面に処理箇所がわかるようにご指示ください。

お見積もりいたします!お気軽にご相談ください。

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