- 産学公共同研究
神奈川県産業技術センター「高速微粒子衝突法の最適化に関する研究」結果報告書
570℃の高温加熱と冷却を繰り返す熱疲労試験では「金型表層内部1cm2に10μm程度の亀裂が1個程度」(神奈川県産業技術センター)となる結果を得ました。
WPC処理®は100μm以下の微粒子を金属表面に叩きつけることにより表面を強化する処理法です。
金属表層に100ナノm以下の微粒子結晶を生じさせることで熱などによる結晶の組成変化を抑え、金型表層の内部亀裂などを減らす仕組みです。ラジカル窒化による580℃の加熱温度に耐えることから、ラジカル窒化前の金型表層処理として有効と見られます。
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