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技術紹介

短パルスレーザー加工

短パルスレーザー加工とは?

短パルスレーザー加工は、金属や超硬素材の表面に微細なテクスチャを形成し、摺動性や潤滑性の向上、フリクション低減を実現する先進技術です。
バルブリフターや軸受端面へのディンプル加工により動圧効果を生み、低摩擦化に貢献します。超硬合金への微細加工も、超短パルスレーザーなら高精度に対応可能です。SUS部品には摺動性を付与し、搬送効率を向上。さらに特許取得済みのスリット加工により、ゴムやフィルムの高精度カットも実現します。
短パルスレーザー加工とは?

短パルスレーザー加工の特徴

  • 超短パルスレーザ加工によって表面テクスチャを形成します。 熱影響ゾーンを極めて小さくすることができ、クリーンな超微細加工を実現できます。
  • 超微細なスリットで断裁のきっかけを作り出し、綺麗な断面に! さらに刃の寿命も延びる!

最適な材質と加工範囲

【最適な材質】

金属であればほとんどのものが処理可能
※金属以外も材質によって対応可能です。ご相談ください。

【加工範囲】

小物から大物まで幅広く対応しています。

一つの部品から対応可能です。お気軽にご相談ください。

短パルスレーザー加工効果

【フリクション低減】

バルブリフタヘディンプル加工を行うことにより、動圧効果を高の低フリクション化を実現します。また、スラスト荷重を受ける円すいころ軸受のころ端面にディンプルやヘリングボーン・ スパイラルを形成し動圧効果により低フリクション化を可能にします(特許出願中)。

【超硬合金にディンプル加工 "潤滑性向上" 】

超硬合金への微細加工は、硬度がHRA92と非常に硬いためダイヤモンド系の工具でしか加工が困難でした。しかし、機械では加工できない微細加工(テクスチャリング)等が、超短パルスレーザ加工では容易に行うことができます。

【搬送部品へのライン加工 "摺動性向上" 】

搬送部品の大半は面食件を優先し、SUSで製作されています。SUSは耐食性には優れていますが、機械的特性や摺動特性は良好ではありません。SUS表面に微細レーザ加工を行うことで表面に摺動機能を付与し、摩擦をコントロールすることが可能です。

【刃物へのスリット加工(特許第6046229号)

丸刃へのスリット加工により、 ゴム・フィルム(樹脂)等のカットに優れたせん断性能を示します。

短パルスレーザー加工事例紹介

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短パルスレーザー加工対応可能な製品

短パルスレーザー加工®は、以下の製品に対して主に処理を行うことができます。

カッター

カッター

ピン

ピン

シャフト

シャフト

ベアリング

ベアリング

ガイド

ガイド