- 技術
2026.09.29
「滑る」を科学する。
「滑る」を科学する。
摩擦・摩耗試験機 TRB³を新たに導入!
このたび不二WPCでは、表面処理技術のさらなる高度化を目指し、Anton Paar製の高精度トライボメータ「TRB³」を導入しました。
これからは、表面処理の効果を数値で見える化!
WPC処理やDLCコーティングによって、摩擦特性がどのように変化するのか。
その違いを客観的なデータで評価し、より確かな表面処理技術の開発とご提案につなげていきます。
■ さまざまな摺動条件を再現
今回導入した設備では、複数の試験方法に対応しています。
【主な試験方法】
① ボールオンディスク試験
ボールを試験片に押し当て、回転摺動させることで摩擦特性を評価します。
DLCコーティングやWPC処理による摩擦係数の違い、摩耗特性などを比較できます。
② ピンオンディスク試験
ピンを試験片に押し当て、回転摺動させる試験です。
接触条件を変えながら、材料や表面処理による摩擦・摩耗特性の違いを検証します。
③ 往復摺動試験
ピンやボールを使用し、往復運動による摩擦特性を測定します。
実際の機械部品に近い摺動条件を設定することで、往復運動時の摩擦挙動や摩耗状態を評価できます。
■ WPC・DLCの可能性をさらに追求
不二WPCが目指すのは、単なる表面処理ではありません。
お客様の使用環境や課題に合わせた、最適な表面設計です。
- WPC処理による摩擦・摩耗特性の評価
- DLCコーティングの種類による性能比較
- WPC+DLCの複合処理の効果検証
- 相手材や摺動条件による摩擦特性の違い
- グリースや潤滑条件による摩擦挙動の比較
こうした試験を通じて、表面処理技術の可能性をさらに追求していきます。
■ 経験と技術に、客観的なデータを。
「本当に滑りが良くなるの?」
「どの表面処理が使用条件に適しているの?」
そんな疑問に対して、試験データに基づいたご提案ができるよう、評価体制の充実を図ってまいります。
表面処理から性能評価まで。
不二WPCは、これからもお客様の課題解決に向けて挑戦し続けます。
受託試験もお受けします。
摩擦・摩耗に関するお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。
https://www.anton-paar.com/jp-jp/products/details/trb3-pin-on-disk-tribometer/

