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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

2023.07.07

雰囲気変わりますヨ!

ここ最近,サスペンション部品へDLCコーティングを! と言うお客様が多くなっております 特に「変えた感」が出るのがバイクのフロントフォーク ネイキッドタイプやSSの倒立フォークなどは黒光りして目立ちます 逆に一番目立たないのがフルカウルの正立フロントフォーク車 はい、この車両DLCフロントフォークが入ってますがまるで目立ちません!(笑) さて、「変えた感」が一番出るネイキッド乗りで(特に旧車)DLCコーティングをやってみたい! が、オーリンズのチタンコートフォークが入っていて、DLCが出来るのか? とお悩みのお兄様たちが多いとか、多くないとか・・・ 基本的にはチタンコーティングの上からDLCコーティングを施工する事は可能です 今回も(これは倒立フォークですが)こんなご依頼品が 既に下地のWPC処理を施工していますが、チタンコートとメッキの境界もほとんど 目立たなくコーティングされます 旧車、ネイキッドは構成部品が全て(フォークやらエンジンやら)が見えるので、 逆にチタンコーティング(金色)が浮いて見えてしまい、バランスが崩れる事もあります この点、DLCは黒色なので全体的に引き締まりCOOLに見える事間違え無し! 性能はもとより雰囲気変えるにもお勧めです *まれですが粗悪なコーティングが施されている車両も見受けられます  この場合WPC処理時に下地が粗れる、剥離するなどの異常が発生します  この際はお客様にご連絡し、別途協議とさせて頂きます

2023.06.30

N351-11-C00C この品番は?

N351-11-C00Cの品番で反応する、そこの貴方!! しっかりマニアですな~(笑) この品番、マツダ純正のアペックスシールの品番なんです 今日はセブンの日も近いのでアペックスシールのお話 セブンの日近辺はRX-7、RX-8、はたまたRX-3など ロータリー関連の加工依頼が多いとか(本当か?) 本日も西のお客様へRX-7用 3分割+WPC処理のアペックスシール 5台分を発送しました この3分割+WPC処理のアペックスシールはまだまだ人気商品なんです まずメーカー純正の3分割は入手出来ません(供給終了) なので純正2ピースのアペックスシールを当社で精密カット+WPC処理 を施し提供しています 3ピースへカットだけでもいいじゃん?とお思いのそこの貴方! WPC処理を追加施工する理由を説明しましょう ・精密カット面に出来る加工変質層の除去 写真にある錆みたいな赤茶色部分がその加工変質層 他部分と比較して脆く、常に引張応力が存在します この層をWPC処理で除去し、クラック、欠けの抑制や 圧縮応力に変化させる事で、高耐久、長寿命へとさせます 金型の耐久性向上などで良く使われる技術でもあります チューニングカーならば是非やっておきたいメニューですね ・反りからの破損抑制 ・圧縮性の安定及び向上 ・高速回転時のシール追従性向上 ・しゅう動性向上 などなど良い事ずくめ!!! 3分割+WPC処理のアペックスシールは当社でなるべく在庫を 持つ様にして、お客様へ早めの提供ができる様にしています お急ぎの際はご相談下さい(在庫切れの際はご容赦下さい) 更なる上級グレードのDLCコーティング品 これは3分割+WPC処理後都度成膜となるので少々お時間を頂きます もうすぐセブンの日・・・ 大切な一台にスペシャルなパーツを奢ってみては如何でしょうか?

2023.06.23

飛距離は正義なり!!

ゴルフはジェントルマンのスポーツ! 様々な条件(環境、芝の状態など)を読み、 知略を巡らせ、時に駆け引きをして、 いかにスコアを叩きだすか? まあね、それも確かに良いのですが・・・ ゴルフの醍醐味と言ったらドライバーのフルスイング!!! パッカーンと打てば日ごろのストレスもぶっ飛んじゃいますよね! そう、飛距離は正義なんです(多分・・・) 今回は飛びに拘ったジェントルマンからのご依頼 シャフト部を外してくれてます(ありがたいですね) このドライバーのフェイス面にWPC処理を施工します ちなみにフェイス面以外はマスキングしています 効果としては フェイス表面硬度が上がり飛距離up 表面層の組織が均一化される為方向性向上 などの効果があります 中には数十ヤードも飛距離が伸びた方もいるみたいで プロの世界でゴルフクラブへのWPC処理は禁止になっているみたいです (競技ゴルフなので一般使いには何ら問題有りません!) それほどの効果! 「最近あいつのショットやけに飛ぶよな~!?」なんて思ったら こっそりWPS処理をしているかもしれません(笑) 仲間内に「おっ!」と思わせたいジェントルマンの方々 是非WPC処理を試してみては如何でしょうか? 飛距離は正義ですよ~ ちなみに・・・ 金属バットに効果はあるかって?? Off Course!

2023.06.16

あこがれのフェックス(Z400 FX)

これは以前ご依頼頂いたZ400 FXのWPC処理依頼 上から下までほぼ一台分 昭和の名車FX、既にうん十年たっていますが、各部品程度は上々です 早速ビフォー&アフターで紹介しましょうか! ピストン(前) 使用感はありますが焼付き/カジリ痕無し ピストン(後)細かいキズは消えてハイパーMoでつるつるです k メタル(前)適度なしゅう動痕 使えば当たり前ですね メタル(後)そのまま使用なのでアタリが出ている状態にWPC処理となります ギア(前)歯面の虫食いも無くドグの異常摩耗/欠けも無し 良好です ギア(後)全体的に強化、細かい油溜まりも形成され滑らかな動きになります カム(前)カム山のカジリ、虫食いも無く、ウォームギアの欠けもありません *特に旧車はこのウォームギアの欠けが多いですね カム(後)2層の固体潤滑材をショットし、しゅう動性向上! WPC処理の施工が完了!並べてみると精悍ですね! さて、なぜこのタイミングで旧車のZ400 FXWPC処理施工事例をupしたか? それは6月18日(日)富士河口湖で開催されるオートジャンボリーで 当社ブースを見た兄貴達が「あぁぁん!WPC処理??」となった時、 当社HPブログ、またはFBで施工事例がトップにあればよいかな?と思いupしてみました 最新のバイク、車にもWPC処理は有効ですが、特に旧車はフリクションのかたまり・・・ 廃盤などで供給の厳しい部品も、強化や低フリクション化で長持ちさせる事が可能です OH時の参考になれば幸いです 日曜日、晴れると良いですね!!

2023.06.09

Zじゃ無いフェアレディー(R型エンジン)

フェアレディー:淑女・美しいお嬢さんの意 ネーミングからしてセンス抜群!! そんなZじゃないフェアレディーのメイクアップ(WPC処理)です このエンジン、H型からの派生でR型と言うみたいですね 今回のメイクアップはクランクとメタルにお化粧(WPC処理) を施します さすが美しいお嬢さん、年月がたっていてもジャーナルの状態は良好です ただメタルは一部下地が出ていたりとあまり状態は良くありませんね そんなこんなで当社のカリスマメイクアップアーティストが手を加えると・・・     クランクは美しいお嬢さんが更に美しいお嬢さんに! 状態の良く無いメタルは・・・ WPC処理+2層の固体潤滑材で仕上げます メイクアップ完成!! 非常に珍しいR型エンジン(クランク・メタル)WPC処理のご紹介でした

2023.05.26

キャブレターへWPC処理やらDLCコーティングなど如何?

キャブレター・・・ 既に死語なのかね? チョークすら知らんようになってきたのかね? そんなキャブレター部品(スロットルバルブ)への表面処理とは ほぼほぼアルミ材で、錫メッキ、モリブデンコート(純正) アルマイト(FCR)、Hcrメッキ(CR)などが施されています スロットルの開閉によりやはり摩耗が激しいようで WPC処理の依頼が多い部品です 部分的にしゅう動痕があったり、錫メッキが無くなっていたりと 程良い痛み具合 下地の状態、表面処理(メッキだったりアルマイトだったり)で 施工する内容を細かく変えてWPC処理をしています 写真は錫メッキ品にWPC処理+ハイパーモリショット 表面も良く滑る様になっており、更にボディー側にも二硫化モリブデンが 移行するので滑らかな動きになります そして究極はスロットルバルブへDLCコーティング 材質、状態を選びますがCRキャブのHcrメッキ品にはコーティング可能です バルブの張り付き、部品の摩耗でお困りの際はご検討下さい! 不二WPCはナウいキャブ車乗りを応援しています(笑)

2023.05.19

ちらりと見えるブラックなシャフトは如何?

長、中、短合計81本 サスペンションメーカーさまより加工依頼です 両端ネジ部の黒皮、酸化被膜の除去 Hcrメッキ部へのマイクロディンプル処理を施して下処理完成です あとは当社自慢のDLCチームへバトンタッチ!!! しっかりたのむぜ~!! 写真はオーリンズサスペンションに組み込んだDLCコーティングさせたロッド 見えるかな~ 非常に表面がつるつるなのでシール部はSKFフォークシール使用がお勧めです カスタム感強めの処理ですがいかんせん見え辛い場所になるので 自己満足確定です(笑) 中古品にも施工加工です(ただしメッキの痛みが激しい場合は、再メッキが必要)

2023.05.12

長~いエキセントリックシャフト!

おにぎり3つじゃまだまだって事で、今回はおにぎり4つのヤツ・・・ シャフト部もやはり長いですね WPC処理で強化、しゅう動性向上を施しました がっ!お客様はさらにその上を所望されており・・・ ブラックダイヤモンド?レインボーブラック? そんな色のDLCコーティングを施しました 下地は使用感もありましたが良い仕上がりです さすがに4ローターともなると取り扱う方も限られてしまいます (まず純正部品でエキセントリックシャフトは売ってない) さて、どちらのお客様かな~(笑) ちなみにCHARGE MAZDA 787用ではありません  

2023.04.28

オーナーさまが気になった気になった時の為に・・・(備忘)

今回はAE86 2台分のWPC処理記録(備忘) 2台とも非常に著名な方の車両・・・(オーナーは別々です) 非常に著名な方々なので、オーナーさま、 ご依頼のショップさまは伏せさせて頂きます オーナーさま/ショップさま間で備忘録としてお楽しみ下さい! さて、まずは右のクランクシャフト&メタル 社外クランクと亀有強化メタル(AE92ベース)+当社でWPC処理 新品なのでジャーナルも非常に綺麗! 強化と3Dラッピングでいつも通り仕上げました そして左のクランクシャフト&メタル 純正クランクシャフトと亀有強化メタル(AE86)+当社でWPC処理 このクランク、脱脂したら錆とOIL痕で砂漠の迷彩柄の様に・・・ で、ジャーナルの状態も良いとは言えず・・・ こんな感じです この手の状態は通常の加工にひと手間加えないと 綺麗、且つ滑らかな動きを作り出す事ができません! 時間は掛かりますがしっかり仕上げていきます 同じ部位がここまでに仕上がります WPC処理前 WPC処理後 今回著名な方のクランクシャフトだから綺麗に仕上げたのでは無く、 常にこの様なクオリティーで皆さまの部品をWPC処理しています 今回このブログに上げたのは、エンドユーザーさま(オーナーさま)が 「あ~ ちみちみ、わしの86はどうなっておるかね?」なんて話になった時に ビフォー&アフターがこっそりブログに上がっていたらおもろいかな? と思いupした次第です 発注頂いたショップさまはお心当たりがあると思いますので、 本ユーザーさまとクランクシャフト談議にはなを咲かせて下さい! お名前を上げる様な野暮な事はせず、こっそりブログupのWPC処理施工者でした!

2023.04.21

エキセンの疲労破壊はここから!

モーターみたいに気持ち良く吹け上がる ロータリーエンジン その心臓部がエキセントリックシャフト 通称エキセン あのおにぎり(ローター)をぐるんぐるん回すシャフトです 写真はDLCコーティング前のWPC処理+3Dラッピングが施された状態 このエキセン、ハイパワー化などで想定以上のストレス(金属疲労)が 溜まると・・・ ジャーナル側面のこの穴周辺にクラックが入ります!(最悪割れる事も) 一般的な使用であれば問題ありませんが、このブログを読んでいる 兄貴達は多分一般的な使用では無いはず(笑) 今だに多数のDLCコーティング依頼を頂いてますが、当社のDLCコーティング は下地にWPC処理を施す為、クラックなど金属疲労対策には効果テキメン!!! WPC処理+3Dラッピングで ジャーナルのオイル焼け痕も しっかり除去して ビカビカに仕上げます そう、コーティングなのにもれなく強化もされてしまうのです DLCコーティングはお得感もあってお勧めメニューです また、その他メニューとして ローターの強化(アペックスシール溝の広がり抑制) 丸メタルのWPC処理 アペックスシール3分割+WPC処理、+DLCコーティング などエンジン部品でも結構加工メニューがあります 気になる方はHPを参照してみて下さい 「こんな部品も加工できるんだ」なんて発見があるかも!