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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

2022.12.15

こんなところに三菱の刻印が!

SUZUKIのGS400エンジン部品 エンジン回りとシフトフォーク やはり旧車のWPC処理依頼は相変わらず多いですね バルブを加工していると… なんともご丁寧に「SUZUKI&三菱」の刻印が! なるほどGS400のバルブは三菱製なんですね 部品単位でサプライヤーの刻印ってあまり見ないような・・・ やっぱり部品選定(購買時)には三菱さんが見積りを 何回も出したりハードネゴなんかあったのでしょうか?(笑) 厳しいコストダウンなんかもあったのかな~ 意外な所で三菱製品でした!        

2022.12.09

見つかって良かったか否か?

今週もロータリーネタで恐縮です ロータリーには欠かせないアペックスシール… 通常のWPC処理よりも圧倒的にご依頼が多い 3psカット+WPC処理 当社にて純正2psを精密カットし3psにするのですが (純正3psは既に廃盤ですからね~) カットした際に稀にでてくるアイツ… そう、いわゆる「巣」というヤツです 確率的には低いのですが、やはり何百本に1本レベルで出ています 純正品が粗悪と言うのでは無く、工業製品なら致し方ないレベルかと カットしなければ分から無いのがやっかいなところ 当社ではお送り頂いた純正アペックスシールをカットした際 巣を発見したら「現在3psカットでお預かりしているアペックスシールですが…」 とご連絡させて頂いております このご連絡を見つかって良かったと取るか否か? 3psカットを組むという事は、ほぼほぼチューンドエンジン 欠陥が事前に分かって良かったと取って頂ければ幸いです  

2022.11.25

電子制御もろくにない時代の最新レーサーレプリカ

OW01 1989年、500台限定で販売された YAMAHAのFZR-750R 5バルブのジェネシスユニット そのまま保安部品を外せば即レースに使えるほどの完成度 当時の話題をかっさらった名車です そんなOW01のカムシャフトへWPC処理のご依頼 中空鋳物で肉抜き穴もちらほら 同等中空鋳物カムシャフトより明らかに軽い! IN側は3バルブなのでカム山は12ヶ OUT側は2バルブなのでカム山8ヶ 2本並べて… 電子制御も無いけれど 昭和(アナログ時代)の最新技術が詰まった車両でした 程度もよさそうで、是非とも永く乗って頂きたいものです!    

2022.11.11

4A-Gの社外クランクはあまり見ないような・・・

横浜市内の某ショップさまより (とてつもなく速い86を製作しちゃうショップさんです) 4AGクランクシャフトのWPC処理(強化のみ)のご依頼 当社で4AGクランクは数多く施工していますが、 ほとんどのお客さまが、純正クランクにWPC処理(強化/しゅう動性向上) で使用されています なので社外クランクが入ると興味しんしん! RSEさんの鍛造フルカウンター! +WPC処理で大変良い仕上がりです 今回はさらにドラシャ2本の強化も一緒にご依頼頂きました 本日夕方にお引き取りとか・・・ ばっちり仕上がってます!お待ちしております

2022.11.04

NSR 5台に対して1台ぐらいかな

TZR250 NSR250の長年のライバル 80年台レプリカブームでは常に注目されていた2台です 今回はTZR250のWPC処理依頼 ピストン、ピン、リングにシリンダ-WPC処理や +ハイパーモリブデンショットをそれぞれ施工します 今回の車両、30年以上前の車両ですが、シリンダ-外装が非常にきれい! ブラスト処理でもしたのかな? ぴかぴかですね~ ざっくりですが当時の2ストレプリカWPC処理施工依頼は NSR=5  TZR=1  RGγ=0.2 KR=0.1ぐらいの比率 残っている個体も少ないのでしょうね… ただでさえエンジンブレーキが効かない2スト、 WPC処理後の滑らかな動きでエンジンブレーキが更に効かないとか(笑) 安全運転で楽しんで下さい!        

2022.10.28

面取り加工のお手本のようなピストンでした!

あるお客様からのWPC処理依頼のピストン YAMAHA RZ250-R用 主要な角を全て面取り仕上げしているピストンでした 我々、加工部品はゴム手袋越しに触るのですが、持った瞬間、手袋越しでも 分かる吸いつくような質感・・・ 良く見ると裏側のピン穴部までしっかり面取りされていました これはかなり手間が掛かっているのが分かります 面取り加工やWPC処理は一見表からは見えなくて 地味な加工ですが、このひと手間が実はすごく効くのです あまりに綺麗で質感が良かったので思わずupしちゃいました! 組み上がったエンジンはそりゃもう滑らかなんでしょうね~!!   、    

2022.10.21

5代目 CIVIC TYPE Rの心臓部

自分の車の心臓部って見た事無い人が多いのでは? 今回は一つ前のTYPE R いわゆるFK8型のクランクシャフト WPC処理です エンジン形式はK20C 1,995cc TURBOで  320PSの40.8Kgf・m 熱処理の関係か、少々赤茶けてますね ウェブ付近には謎のQRコードらしき刻印が・・・ トレサビリティー用の刻印なのかな? こう言った刻印は最近のクランクに多く採用されていますが WPC処理でショット材を投射するので消えてしまうか施工側からすれば少々心配・・・ まあエンジン開けてパワーを上げようと言うお客様なのでトレサビリティーもへちまも無いかな(笑) (今回パワーを思いっきり上げるので壊れない様にして欲しいとのご要望) 強化とジャーナルを磨き上げて・・・ 「純正改 最強クランクシャフト」の完成です FK8乗りの皆さん!こんなクランクシャフトが貴方の車の心臓部で高速回転していますヨ! ハイパワー化による歪み、折れ対策にはWPC処理が最適な表面処理になります 芯出し加工やダイナミックバランスなどを行う場合は、各種加工後にWPC処理をご依頼下さい

2022.10.14

ラジコンにもWPC処理

一般的な内燃機で小さい排気量と言えばエンジンタイプの ラジコンではと思います まあ、ぱっと見でサイズ感がつかめないですが・・・ いや~小さい小さい!高さ方向でも約20mm程度 (外径はキズ防止の為測定していませんが10数ミリ程度です) 当然ですが、ピストンピン穴、リング溝もあります 材質はアルミですが、またこれが薄肉に作られていて 通常のWPC処理では形状が歪んでしまうのです まぁ、これは裏技と言うか技術力と言うか歪まない方法で しっかりハイパーモリブデンショットまで仕上げるんですけど・・・ ラジコン関連部品だとクランクシャフト、コンロッド、サスペンションロッド なども加工依頼を頂いています 趣味の世界ですがこう言う使い方も面白いと思いますヨ!