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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

2024.02.02

外装クリーニングも対応出来ますヨ

これと・・・ これ・・・ 昔のポルシェでしょうか? カタツムリとエキマニのsetで、外装クリーニングのご依頼です 焼けの痕や錆、その他汚れを綺麗にする事が可能です ただどうせクリ―ニングをするのであれば、「WPC処理」 の方が断然お得なんです 仕上がりはブラストの梨地とは少々異なり、光沢のある梨地になり 且つ、溶接部の割れ防止の効果も付与されます そう、一石二鳥となるのです 当社は主にWPC処理を生業としていますが、ブラストによる クリーニングのみも承っております ご依頼の際はショットを当てたく無い箇所が ありましたらマスキングをしてご発送頂ければ幸いです ちなみにこれらの部品、エキマニよりカタツムリの方が重かった・・・

2024.01.26

いつもと違うぞ・・・

何だか長いし 部品も2ヶ多いいし・・・ 昨年も何本か施工しましたが、2024年の1本目 4ローター用のエキセンです 今回は+DLCコーティングまで行います ちなみにこの部品、エキセン本体よりかなり硬くなってます 恐らく窒化がされているかと 下処理のWPC処理で仕上がりが全く違うのですが そんな硬い素材も3Dラッピングでバチバチに磨き上げ しゅう動性が良く、且つ強固な被膜DLCコーティングを乗せますと 良い仕上がりですね こんなエキセンを心臓に抱え、どんなモンスターが仕上がるか楽しみですね~!!

2024.01.19

26はRBだけじゃないのだよ!

EJ20?インプでしょうか? 否っ!!! ウエイト部がエッジシェイプ構造・・・ 空気とOILを切り裂く目的で、結構シャープなエッジです 熱処理も純正クランクではないな (確か純正は高周波焼入れで独特の焼入れ色となってたはず) さらに良く見てみると・・・ EJ26 83mm とな 東名パワード製のEJ26用 削り出しフルカウンタークランクシャフトでした 今回はこれにDLCコーティングを施工します 写真は前処理のWPC処理後 強化処理と、ただでさえ綺麗な仕上がりの各ジャーナルを 3Dラッピングで追いラッピング バチバチに磨き上げます 私のパートはここまで! あとは当社DLCマイスターのS君にバトンタッチです 下処理は完ぺきです S君!頼んだよ~ 26・・・ RBでは無くEJ26ってのが渋いですな

2024.01.12

2024年製 寒仕込みアペックスシールあります

2024年製 寒仕込みアペックスシール ファーストエディション 5台分仕込みました!!  仕事初めの凍てつくfactoryで当社Meisterが施工 ロータリー(13B用)オーナー垂涎の3Pカット+WPC処理が施されています 既に純正3Pは廃盤となっており、純正2Pを精密カット カット面の異常層を除去する事で欠けなどの初期トラブルの予防となります この異常層除去は非常に重要な工程 カットだけじゃ駄目なんです・・・ また全体にWPC処理をしている事で、強化効果と ハウジング接触面のしゅう動性向上の効果があります 通常納期で2~3week掛かりますが、流動在庫を持つ事でスムーズに 納品できる様にしています 今なら即納可能・・・ 本年も宜しくお願い致します!

2023.12.28

ZX25-Rだぞっ!

今年最後のブログは・・・ ジャーナルのキズ除去をメインとした ZX25-Rのクランクシャフトフルコースです さすがに4気筒でも250ccなので軽量コンパクトです (重量測っておけば良かった・・・) お客様のご要望は「このジャーナルキズを何とかしたい!」との事 こう言うキズって結構写真に写り辛いのですが、 しっかり写るレベルのしゅう動キズですね メタルも交換すると思いますが、やはりジャーナル側もリセットしたいですよね と言う事でフルコースジャーナル磨きマシマシで施工しました 良い仕上がりです キズも目立たなくなり、ノーマルよりもしゅう動性向上となってます ばっちり組み上げて下さいね!!   80年代には各社4st 4気筒 250cc 高回転型エンジン(45PS) がラインナップされていましたが、今や「漢KAWASAKI」 のみで寂しいばかりです 20000rpmまでタコメーターが振ってあって、 F1みたいなエンジン/排気音を奏でるバイクが 各メーカーでラインナップされれば、バイク業界も更に盛り上がるんじゃないかな~   そんなこんなで2023年のブログもこれにて終了です また来年もお付き合い頂ければ幸いです それでは皆さま良いお年をお迎え下さい  

2023.12.22

どちらがお好み?

白と黒 貴方はどちらのエキセンがお好き? 下地のWPC処理は強化(割れ対策)としゅう動性向上をメインに施工します ここは・・・WPC処理して 3Dラッピングで磨き上げます 凄い光沢でしょ? WPC処理のみでもここまで仕上がります 全体の写真 これだけでも十分満足して頂ける仕上がりです この下地に高硬度/ドライ潤滑性の高いDLCコーティングを成膜すると最高なのです 更にお勧めは丸メタル(4ヶ)にWPC処理+ハイパーモリブデンショット アぺックスシールにWPC処理、又はWPC処理+DLCコーティング いわゆる優勝メニュー!! ロータリーもまだまだご依頼数が多いです カーボンロックなど特有のトラブルがある車種なので、定期的なOHは必須です せっかくなら綺麗且つ、強靭になったパーツを組んでみては如何でしょうか? お勧めはこれに丸

2023.12.15

こんな流れで進んでいきます

SR用ロッカーアーム そう、ハードな使い方でバックリ割れる あのSR用のロッカーアームのWPC処理施工 プロセスを少しばかり紹介してみます まずはエンジンから外して綺麗に脱脂 WPC処理に油分は大敵です で、第一工程、全体を一皮むきます オイル焼けの痕などきれいさっぱり! ただこの段階ではスリッパー面はまだ表面が粗い状態・・・ 次に割れ対策として圧縮残留応力を忖度無くぶち込みます!! その後に、全体を準仕上げショットでならします スリッパー面の光沢に変化が出ているのがわかります 最終仕上げは3Dラッピング スリッパー面はディンプルが形成されつつ初期のアタリが出ている状態 工程順に並べると・・・ 裏側も こんな流れでWPC処理は進んでいきます 使用メディア、対象物との距離、ショット時間、圧力などノウハウは多数で 同業者でも簡単には真似ができません!(なのでちょっと紹介してみました) そしてお客様の採用後の「良好!!」と言う声から作業標準として 「割れにくく、しゅう動性の高いロッカーアーム」が完成します 既にSRエンジン自体は廃盤ですが、今だ人気の名機です ブン回すならお勧めの処理ですよ!

2023.12.08

このシーズンだからお勧めなのよ!

オートバイ・・・ 風を切って颯爽と走り抜ける なんて格好良いイメージがありますが 夏は灼熱地獄、冬は寒さに震えているのです それでも「暑さ、寒さ?関係ねぇぜ!」と皆イキってます! 筆者がライダーだから間違いない!! でもってこの時期(晩秋~春先まで)はバイク部品の WPC処理が多くなってきます この鉄パイプ・・・いやフロントフォーク総数20本 オートバイ10台分のDLCコーティングのご依頼です 写真は下地のWPC処理を施工したもの で、これが成膜チャンバーから出たてのフォーク あつあつです(笑) リアサスロッドもありました 上がWPC処理のみで、下が+DLCコーティング 黒いフロントフォークはバイクのフォルムを引き締めますヨ! 疾走するのにちょっとおっくうになるこの季節 フォークのOHなどしてみては如何でしょうか? 衝撃吸収性も蘇り、且つ、WPC処理やDLCコーティングでしゅう動性も向上します ちゃんと動くサスペンションで気持ちいいですよ~ *DLCコーティングはフォークシールとの相性もあります  SKFのシールとは特に相性が良いとお話を伺っております

2023.12.01

ベレGだけじゃなかったのよ!

先週upしたISUZUの名車 そう!ベレG GT-Rともtype Rとも呼ばれた名車ですが 同時にバイクほぼ一台分のWPC処理のご依頼を頂いてました これも昭和の名車CBX!! ロッカー(アーム&シャフト) シフトフォーク、ドラム、シャフト オイルポンプ、カムシャフト、メタル カムギアにミッションギア それにクランクシャフト 全てWPC処理で施工です このクランクシャフト、ジャーナルキズも少なく程度良好! なので施工もし易いですね ロッカーアームも非常に綺麗なスリッパー面 スリッパー面に微細なディンプルを形成 仕上げは3Dラッピング オイル保持性のある面にします ロッカーアームが綺麗なら当然カムも綺麗で・・・ ハイパーモリブデンショットを施工します ちなみに良く欠けが見られるウォームギア (回転数を拾うギア)もまったく問題無し!! ロッカーシャフトもここまで綺麗に、且つしゅう動性も向上します やはりビルダーさんが「この部品(当社でWPC処理がされている)を組みたい!!」 と思って頂ける様に、常日頃心がけて施工しています このCBX、素材も良好なので良い仕上がりになると思いますヨ!!

2023.11.24

GT-R、typeRとも言う名車を貴方はご存じか?

GT-R→スカイラインGT-R typeR→シビック、インテグラ もっと昔にGT-RやtypeRの冠を付けてた 名車があった事はご存じか? 今回はそのR用部品へWPC処理を施工します 現在のRには無い大きさと重量 そしてジャーナル幅も広い事(笑) この接触面積は大きなフリクションの原因になりますね なので仕上げは3Dラッピング 年式相応の錆なども除去します 綺麗に仕上がるものです リングは新品にWPC処理+ハイパーを施工します まだ新品が入手できるんですね! メタルも同様の処理を行います リフターは再利用 WPC処理と3Dラッピングです(写真は施工前) クランクはこれが・・・ こうなる訳で・・・ 今回もバッチリの仕上がりです さて、車種は記載していませんが現代の僕ちゃんたちにこの車種が分かるだろうか? いすゞが自動車を販売していた世代は分からないだろうな~ 今見てもイカした車です! ちなみに筆者はその昔PF60を転がしてましたとさ!