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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

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2025.05.30

Before and After

今回はDLCコーティング(下地はWPC) するとこうなるよ! いわゆるBefore and Afterで部品のご紹介 対象はKAWASAKI  ZZR1100(y1995)です まずはロッカーアームシャフト 長年使えばこんなもんです WPC処理表面を整えDLCをコーティング もうつるっつるっよ!! 磨耗抑制と摺動性向上に効果あり ロッカーアームの動きもバツグン お次はバルブ・・・ こちらも全体にWPC処理をしてコッター部 ステム部を3DラッピングしてDLCコーティング なんか音符の様に見えますがバルブです ステムの摩耗抑制、摺動性向上に効果あり この黒・・・伊達じゃないぜ! エンジン内部の部品だから組まれてしまえば見えません なのでショップ様経由でご依頼頂いたお客様は 時間に余裕があれば一度この質感を見て 触ってみては如何でしょう? 結構感動するかもよ(笑)
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2025.05.23

よいお手本です

非常に気遣いをされている加工依頼品 特にメタルは傷つきやすいので1ヶ/箱がBest なお箱の中でこのメタル達はティッシュに包まれて おり、これぞお手本となる完璧な梱包でした 開梱後にまずは表面の油分を除去します WPC処理に油分はNG!! あっ!メタルに付いているキズらしき痕は メタル合わせの痕なのでWPC処理で消えます 油分が消えて少し明るい感じ WPC処理とハイパーモリブデンショット後は メタル合わせ痕も消えてこの通り このあとはしっかり洗浄、丁寧な梱包をして発送します 折角施工したのにキズ付がいては元も子もないですからね メタルに限らず部品の行き来には注意したいものです
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2021.11.12

V6エンジン入荷 YAMAHA製・・・YAMAHA??

WPC処理施工依頼でするっと入荷したエンジン まずはいつも通り油分を除去する為、じゃぼん!と脱脂風呂に投入!   「ほうほう、V6なのね」と見ていたら各部品にはYAMAHAと・・・ YAMAHA?V6?・・・ そう、これは船外機用のエンジン 一昔前の船外機は2stも結構あったけど、やはり時代の流れってヤツでしょうか 4stが主流なのでしょうね ただ、船外機は車と比較して厳しい環境に晒されているのでしょう 錆や浸食が進んでいます 拡大すると・・・ これはもう船外機の宿命なのでしょう・・・ ピン穴も サビサビ・・・ で、再生+WPC処理開始! まずはピストンピン ピストンも サビサビのピン穴も どうでっしゃろ?(何故か関西弁) こんな感じ仕上げてまっせ! ピストンリングは新品(TOP&2ndのみ施工) 子メタルは新品 ちなみに親メタルはそのまま流用(裏面の錆取りも行ってます) 錆や虫喰いは消せませんがここまで再生できますよ! って事例でした 今回のお客様は茨城県で船外機のメンテナンスをされているお客様 WPC処理した船外機のインプレッションもYouTubeに上げられたりしています 探したら見つかるかも! ご依頼ありがとうございました!  
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2021.10.15

こう言うネタは・・・でもね

たまには切削工具(チップ)のお話 機械加工ではチップ、エンドミルなどなど沢山の工具が使われています 今回はチップへWPC処理の依頼(200ヶ) 一番の効果はチッピングの抑制と耐摩耗性の向上 刃物にWPC処理?(刃が丸まってしまうのでは??) こう言った工具の交換時期は・・・ 1 新品下ろしたてでチッピングを起こす→残念! 2 天寿を全う(最後まで完走) 3 加工時のエラー(なにかしらの異常時) あたりかと・・・ 一番チップとして安定した切削が出来るのは、一定の加工が済んだ いわゆる「当たり」が出た所なのです WPC処理で余計なバリの除去、初期のチッピング抑制を行い、 「当たり」の出た状態を作り上げる事で、最初から安定した切削加工が可能になります コーティングが施されているチップにも施工可能です 消耗品として駄目になったらどんどん交換するも良し! WPC処理の様な表面処理を取り入れるもまた良し! こんな使い方もあります!って紹介でした  
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2021.04.02

たまには一般工業部品など・・・

この金属ロール(ローラ) 転造ローラ、転造ダイスなるもの・・・ 写真右がWPC処理済みで左が未処理 対で使われ、この形状を被対象物に転造させます ローラどうし、ぐいぐい押される訳で非常にストレスフル! WPC処理をする事で、耐摩耗性の向上やクラックの抑制の効果が見込めます (つまりライフが長くなるって事です) どうしてもモータースポーツ部品、食品/医療関連部品の紹介が多くなりがちですが、 こう言った一般工業部品も抜かり無く対応しています        
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2021.01.08

2021年も宜しくお願い致します

2021年も既にスタートしましたが 8日から1都3県は緊急事態宣言・・・ 暗い話ばかりです 幸いな事に当社スタッフはコロナの感染も無く、 仕事初めより、皆元気にWPC処理/MD処理を施工しております 皆さまにおかれましても十分にご注意ください 本年も「表面処理の不二WPC/サーフテクノロジー」を 何卒宜しくお願い致します さて、来週は写真のリング&ピニオン3setからスタートです 同寸法なので同一車種でしょう 日頃の行動は自粛となりますが、処理に関しては自粛抜きでばっちり仕上げます もう少々お待ち下さい!    
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2019.06.04

表面自由エネルギー測定

弊社ではWPC処理(マイクロディンプル処理)、DLCコーティングの接触角(撥水角)や表面自由エネルギーを測定するため接触角計を使用しております。 食品用部品へのWPC処理(マイクロディンプル処理)の需要が増えてきたため、食品の付着抑制、滑りをよくするには接触角(撥水角)や表面自由エネルギーを測定し、どの表面処理が適しているか確認を行っています。 現在、WPC処理(マイクロディンプル処理)で水の接触角(撥水角)は103°を記録しています。※SUS304#700仕上げで、約60°で、フッ素コーティングで約100°~120°です。 逆に親水系処理では約30°になります。親水系にすることで水やオイル保持効果を発揮します。 接触角計のメーカーの協和界面科学株式会社様に取材して頂きました。 是非、ご覧ください https://www.face-kyowa.co.jp/media/2019/06/03/12