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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

2022.09.16

こう言う選択肢もありますよ!

バイクのシリンダ- オートバイの顔であり、特にネイキッドのフィンなど 造形美に酔いしれる漢が多数いるとか… 当社でハイパーモリショットをした場合、性能は折り紙つきですが 唯一の難点が塗装部へのモリブデン色残り… 特にちぢみ塗装(焼結塗装とも言うのかな?)など塗料の間に入り込んで しまい、とてもじゃないけど落ちないのが現状です (近年のHDシリンダーなどに多い塗装です) そんなお客様へ当社では「特殊ショット」なる、塗装隙間に入り込みにくい ショットで対応しています 見た目は 未処理↑ 特殊ショット施工後↑ 施工部は少々ゴールド色+曇った感じに仕上がります そして外装塗装部分(フィンなど)のモリブデン色残りはほぼありません! このショットはリング&ピニオンギアの歯面にカジリ/焼付き防止目的 で施工したり、カム、ロッカーアーム、産業用金型への施工など実績多数です ちぢみ塗装以外のシリンダーでも素材表面の凸凹にモリブデン入り込み易いので 外装を気にするパーツへはお勧めとなります こんなショットもありますよ!と言ったインフォメーションでした!!        

2022.09.09

スバル360先輩を仕上げる!

1968年生まれのスバル360… 当時はヤング(SS)でも現在は初老のおじさまなのです 今回はシリンダ、ピストン、リング、ピンのWPC処理依頼です ピストン裏側は2stお得意のカーボン固着(涙) ピストンピンもOIL、カーボン、キズだらけ リングもカーボンだらけ リング溝がこうだと… リング裏側もカーボンびっちり!! 慎重に作業を進めます! 溝のカーボンもすっきり! ピストン裏側も2種類のメディアで固着カーボンを除去! リング裏側のカーボンもきれいさっぱり! ピストンピンの汚れも取れてつるつるです シリンダ内側にハイパーモリショットを施工して完成です 筆者よりも先輩のスバル360が再びヤングとなりました!! 思ったよりきれいに仕上がるでしょ?

2022.09.02

すごいパワーの35GT-Rなんだろうな~

35GT-Rドグミッション部品へWPC処理 35GT-Rドグミッション?はい!純正ではありません! ガレージザウルスさんよりご依頼です ドグリングは新品と再利用品とありますが・・・(左:再利用/右:新品) やはり爪部分の摩耗、スラスト部の摩耗が見えますね WPC処理でしっかり強化して・・・ こんな仕上がりです スラスト部の摩耗痕は部分的に加工硬化してしまっており やはり痕は残ってしまってますが、しっかり強化はされています その他、シフトドラム、フォーク、ギア、フォークシャフト、シフトカラー メタルをWPC処理しています 超ハイパワー化されたGT-R(ザウルスさんなので確定!)に負けない様仕上げました 9月5日(月)発送となります もう少々お待ち下さい

2022.08.26

安心して下さい!何とかしますヨ!

こんな惨劇は良くある事です そりゃ金属ですから錆びるなんてあたりまえなんです しかしそのまま組むのも・・・ 錆を取るだけならブラストでも良いのでしょうが クランクのジャーナルは寸法/表面性を含め大変デリケート! 通常クランクより時間は掛かりますが、寸法変化を極力させず 且つ、上等の表面にしっかり仕上げます 安心して下さい!ばっちり仕上がりました!! 本日発送となります        

2022.08.12

3気筒660ccは6.9Kgでした

先週はR35のクランクシャフト19.4Kg(V6 3.8L) で、今週は660cc3気筒(SUZUKI)の6.9Kg 軽っ!! メタルとセットでご依頼です 排気量の差はあるにせよ、同じ車でこの差です 当然ですが排気量の差=重量の差では無いって事です バイクならリッタークラスでも6Kg台~それ以下・・・ 内燃機って奥が深いですな   さて、誠に勝手では御座いますが当社は本日12日~16日まで夏季休暇となります 連休明けからまた宜しくお願い致します!

2022.08.05

エンジン中央に鎮座する19.4Kgは重いか軽いか?

クランクシャフト・・・ ブログで紹介するには映える逸品ですが これ、けっこう重量があるんです 内燃機屋さんやショップビルダーさんならお分かりかと 思いますが、なかなかどうして重たい!! 例えばこれ みんな大好きGT-R(R35)の社外社外クランクシャフト 今回は強化のご依頼でしたが、加工中ふと「こりゃ何キロあるんだ?」と思い 測定してみたら、19.4Kg 計算しつくし、強度と計量化で製作して19.4Kg・・・ 純正は20Kgオーバーなんだろうね この詰めに詰めた19.4Kgがエンジン中央に鎮座して、300Km/h以上の世界を可能にしているのです ちなみにRB26やL型(直6)で25Kg以上、国産4気筒で大体15Kg程度です クランクシャフトの重量・・・ 重いととるか軽いととるかは貴方次第!! 加工する側としては・・・重いです、ハイ(笑)

2022.07.22

WPC処理前にひと手間いかが?(推奨)

既存の量産品でもメーカー純正、アフターパーツメーカー の部品では仕上げがぜんぜん違います 例えばピストンひとつでも触った段階で違いが分かります さらにこだわりのショップさんでひと手間加えたピストンならなおさら! まずは純正ピストン スカート端部のエッジがきついきつい・・・ でもってショップさんのひと手間ピストン ただでさえ仕上がりがきれいなピストンにしっかり面取り加工 とても滑らかな仕上がりです リューター、やすり、ペーパーやすり、スポンジなどでこの端部を 面取りして仕上げにWPC処理を施せば優勝間違え無し!! 愛着も200%増しとか! このひと手間はお勧めですよ!

2022.07.15

4G63ヘッド用スタッドボルト

7月18日お引き取り 4G63ヘッド用スタッドボルトWPC処理267本 このような数物でも一本一本手作業で施工します 大量施工ならバレル(カゴに入れて回転させながらメディアを一定時間射出) 加工もありますが、材質、形状、要求品質からこのような部品はバレルに不向き! 大事なネジ部にキズ、打痕が入る恐れがありますからね・・・ 剛性up/疲労強度向上とネジ部のカジリ抑制に効果があります 熱や上下方向の細かい伸び縮みでけっこうくたびれやすい部品です ピストンやクランクシャフトほど目立つ部品ではありませんが 通な兄貴向けのチューニングメニューかと(笑) 「パキッ!」とした締め味は病みつきになるらしいですよ~

2022.07.08

何度施工してもこれだけは別格!

日本にはいわゆるイカしたバイク(名車)が沢山あります カワサキのZシリーズなんて新車以上の異常価格・・・ 各メーカーの旧車も同様 でもこいつは別格!国内生産1,000台(限定販売モデル) レプリカの中では唯一無二 そう、RC30!! 今回はショップさまよりご依頼です 強化とジャーナルの3Dラッピングで仕上げています いろんな名車(2&4輪)をWPC処理しますが、やはりこいつは別格ですね!