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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

2014.07.24

86/BRZ用 強化+ローフリクションCVJが出来上がりました‼︎

いゃー、86Racer’sで色んなCVJの実験しましたが、やっとこ最終地点が見えて来ました(^O^)/ VSC(車両安定制御システム)が働くと、CVJのインナー側にものすごく負担が掛かり、 さらにマフラーが真下を通っているので、熱の影響も受けます。 現在耐久性があり、ローフリクションになる仕様は… 『WPC処理+セラミック球+専用グリース』です‼︎ セラミック球はSUJ2に比べ、約60%も軽く、非常に硬くて、耐熱、衝撃性、耐摩耗性に優れている超万能ベアリング球です。(最近は自転車にも使われますよね^_^;) この組み合わせで、通常86Racer’s仕様の4倍以上(まだ継続テスト中)持っています^_^ これならターボ、スーチャー仕様の車両やラリー、ジムカーナ、タイムアタックなど、あらゆるステージで安心して使えます。 価格、発売日はまたご連絡します。

2014.07.03

86/BRZのオイルポンプギヤについて。

通常のオイルポンプギヤと比べて、形状に違いが…。 そう、アウターギヤ部に大きい窪みがあるのが分かりますよね。 狙いは ①オイル吐出量を確保する為。 【低粘度オイルを使用している為、少しのオイルでも供給ロスをするとエンジンに大きな負担になる】 ②しぼり膜(スクィーズ)効果やくさび膜効果を狙っている。 【クランク編で伝えた効果】 と、思われます。 純正品にWPC処理をして、カジリ対策、低フリクション化をします。 ここで一句! フリクション チリも積もれば マウンテン 字余り?&ルー大柴風 営業 くーでした^_^;

2014.06.30

86/BRZ クランクへWPC処理!

キレイに見えるだけじゃない!! WPC処理にはしっかりとした理論があります! 全体的に強化(各つけ根部分に圧縮残留応力を付与することで、振れ抑制)をし、ジャーナル部はプラトー&ディンプルにしています。 ※プラトー(丘)とディンプル(凹み)の形状にすることで、オイルを最大限に利用し、『くさび膜効果』や『しぼり膜効果』を発揮させ、低フリクションになる良好な潤滑形状に仕上げてます。 詳しくは下記 弾性流体潤滑(EHL)の欄をご覧ください!  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%A4%E6%BB%91 九州出張中の営業 くーでした(^^v ※工場長が納得していない、『くー』名前の由来にも理由がありますが、聞きたいですか??(笑  

2014.06.25

86/BRZミッションネタを!

新車から4時間程度使用したメイン/カウンターギア。 レーシーな走りをするお客様からの依頼品ですが、 よ~く見るとギアが欠けてます… 欠けたギアの破片はどこにいくのか? 悪さはしないのか? ハードな走りをする方(特にサーキット)は早めに WPCで強化しておいた方が良いかもしれません。 最近86/BRZではこの様な事例が増えてます。 ミッション自体、あまり強く無いのかもしれませんね。 話は変わりますが、当社は現在ビックサイト で行われている「機械要素技術展」に出展しています。 (6月25〜27日の10〜18時、東6ホール の35-22) あの伝説の営業マン「く~」もおります。 まだ饒舌トークをお聞きになられていない方は是非!! 焚きつけ工場長でした。

2014.05.30

4速カラーへのWPC+DLC

汗だく工場長です。 当社営業く~(だからく~ってナンダヨ!!)のFB投稿 以来、密かに依頼が増えている86/BRZのミッション部品。 各ギアへのWPCはもちろん、ケースのブッシュ入れ替えなど、皆さんお困りみたいですね。 (ご依頼、ご相談が非常に増えてます) その中でもこの4速カラーへのWPC+DLCは今後の必須加工に なる予感がします。 「いや~、先んじて実車評価を進めておいてヨカッタ」 さて、明日は栃木県は千本松牧場まで疾走! さっと帰って備えなければ!!

2014.05.21

噂の真相について。。。

どーも(^_^) 営業くーです。 オートメカニックから、86エンジンが分解され、部品が届きました。 そこで86/BRZのコンロッドが折れる?弱い?という噂の真相について。。。 FA20に採用されているコンロッドの製造方法は 「かち割りコンロッド」 簡単に言うと、一体式のコンロッドを製造してから、割りたい部分に切欠きをつけ、圧力をかけてバキッと割る方法です。 後加工の工程が少なく、コストダウンにもなり、嵌合も良いのがメリットですが…。 製造上、かち割りし易いよう(破断し易い)に製造されている為、起点となる尖った傷があると割れ易い(壊れやすい)という事になります^^; WPC処理で突起部分をなだらかな表面にして、圧縮残留応力を付与する事で、コンロッドも壊れにくくなります。※磨いただけでは解消になりません 勿論、スーチャーやターボを付ける場合は負荷が多いので、社外パーツのように素材も違う、I、H断面形状など耐久性のあるコンロッドを使用すべきだと思います。 当然、社外コンロッドにもWPC処理をお勧めします(^_^) ご検討よろしくお願いします(^O^)/

2014.05.08

4速ギヤが入りにくい・・・からのギヤ飛びの原因について

今日は86/BRZ(ZN6)のミッションパーツについて。 4速ギヤが入りにくい・・・からのギヤ飛びの原因について 第2弾! 4速のカラー。。。 摺動性が必要なこの部品。 ここはベアリングを使用すれば何も問題ない箇所だと思いますが、やはりコストダウンの影響もあるのでしょうかね? 4速のカラーを見てもらえば分かりますが、メーカーもオイルを保持させようと加速回転側と減速回転方向、両方にスリットを入れてます。 街乗りでは問題ないのでしょうが、レース、サーキット走行すれば、オイルの使用環境は高温で極圧が掛かる状態。 オイルが切れる状況下ではカラーと4速ギヤの間でブレーキが掛かる状態になります。 3-4-5速で加速、減速ばかりしていると4速ギヤ以外にも3.5速まで負担が掛かるという訳ですね(=。=; 改善策は4速カラ―にWPC+DLCコーティング!!! WPCでオイル保持力を上げ、オイルが切れたとしてもDLCコーティングが滑りを補助してくれるという訳です。 サーキット走行、レースされる方! 壊れてからでは、メインシャフト、ギヤ以外のギヤ、シンクロ、ハブ・スリーブ全ての部品に影響が出て、思わぬ出費になりますので、早めにOH、WPC処理、DLCコーティングのご検討を(^^)/ ピストンピンのDLCグレードアップキャンペーンもやってますよ!詳しくは↓↓↓ http://www.fujiwpc.co.jp/