- バイク
2025.09.12
小さくても重要な役割
ピストンピン
ピストンとコンロッドを連結する部品
小さくても重要な役割を担っています
低炭素鋼または低炭素合金鋼で中空構造
透炭焼き入れで硬度を上げて研磨で仕上げます
両端部はピストンと接し中央部は
コンロッドと接しています
今回はピストンピンWPC処理の
大量発注を頂きました
*サイズ毎に分けてます
まずは未処理
よく見ると研磨痕が周方向に見えます
深めのディンプルで下地を整え
仕上げショットで凹凸をならします
ちょっと光沢感が増したのがわかるかな
こんな感じで完成です
ピストンーピストンピン
ピストンーコンロッド
この両部分、結構OIL環境は厳しいです
積極的なOIL溜り(ディンプル)で焼き付き
やカジリを未然に予防することがお勧めです
ここから発展として+ハイパー
モリブデンショットやDLC
コーティングもあります
(DLCはアルミと相性が悪いので焼き付き
や凝着に特に効果あり)
小さい部品ですが効果抜群ですよ!