スタッフブログ

2025年もスタートしましたね 本年もよろしくお願い申し上げます さて新年一発目は・・・ こちらのお客さまはクランクシャフトと リング＆ピニオンギアのWPC処理 で、こちらのお客さまはクランクシャフトとカムシャフト どちらもWPC処理のご依頼 今回上のクランクシャフト（＋ギアでご依頼）は ジャーナル部にハイパーモリブデンショットを施工します クランクシャフトは圧倒的にフルコース（強化＆摺動） のご依頼が多いのですが、まれにモリブデンショット のご希望があります 特に今回のミニ用クランクはＯＩＬ穴が貫通タイプなので 施工する側からすると洗浄がやり易い部類になります 困難なのは止まり穴があるタイプ・・・ これは止まり穴からモリブデンが出なくなるまで ひたすら洗浄を行います どちらの処理も効果はありますが クランクはフルコース＋メタルにWPC処理 （モリショット）がお勧めです まあどんな処理を選択しても実際の効果を見て みるのが楽しいのですが それぞれ処理内容が異なる2本のクランクは 次週加工予定です もう少々お待ち下さいね！

  TOYOTAの直列6気筒1JZ/2JZ用メタル とピストンリングにWPC処理のご依頼 親メタルは取り外したものを再利用 黒っぽいコーティングに見えますが恐らく化成処理がされてます なにも気にせずWPC処理とモリショットをします 親メタルはアルミメタルみたいですね・・・ 再利用でも嫌な片摩耗もなく むしろ当たりが出ている状態のWPC処理はGoodです この1J/2Jって基本設計はかなり古いのでしょう・・・ 少々分かり辛いかもしれませんがこのOILリングの 肉厚が現行車と比較して厚いこと(笑) 綺麗に仕上がりました！ しかし車両台数（残存台数）が多いからもしれませんが このメタルやピストンリングのWPC処理依頼ってそこまで 多くはないんです 同じ６気筒なら圧倒的にRB26の依頼が多いんです 既にRBは部品コストも上がってきており 乗り続ける事も困難とか・・・ そのうち1J/2Jも同じ道をたどるのか よほど程度が悪く無ければ中古部品はリフレッシュになり 新品ならロングライフ化になります 名機を乗り続ける一つの手法としてWPC処理は如何でしょうか？

車は通年楽しめますが バイクやジェットスキーとなると 少々訳が違ってきます 特に雪国ならなおさらでは？ こんな季節だからこそしっかり メンテナンスをしてみては如何でしょう バイクや車では見られない形状のギア これジェットスキーのドライブ＆ドリブンギアなんです まさにタイトル通り寒い時期にメンテナンスでしょうね 新品にWPC処理してしっかり強化 初期のチッピング磨耗を防止してきれいな あたりが付けばあとは定常摩耗に移行 低抵抗且つ高耐久（ロングライフ）なギアとなります 乗れない（乗らない）時期は1ランク上のメンテナンス を行い、来るシーズンに備えてみては如何でしょうか？

沢山の部品をWPC処理していると 「ん？・・・・」と思う事が多々あります 今回はこれ 単品で見た際は、「やっぱりドグ部分はやられるよな～」と 思ってましたが、ほぼ全てのギア（ドグ部分）に追加工が 入ってました 削られている部分わかるでしょ？ ご依頼内容はWPC処理で強化を目的とされています WPC処理して追加工部も綺麗に仕上がります 恐らくカワサキZ系のギアと思われますが、 ここまで追加工を入れてさらにWPC処理で強化！ こう言う試行錯誤がカスタムの醍醐味ってやつでは？ ここまで加工を入れるとミッションフィールも 大幅に変化するのではないでしょうか？ ピストン、コンロッドの軽量化、ミッションの面取りなど 追加工後のＷＰＣ処理は部品強化の最終工程として役に立ちます ギリギリまで追加工を詰めたら是非WPC処理で強化しましょう！！

この黒いカムシャフト マッドブラックでざらついた質感 そう、リン酸マンガン処理 パルホス処理やリュ－ブライト処理とも言われますね 効果は防錆、耐摩耗、摺動性向上になります これに当社では二硫化モリブデン処理の進化型 ハイパーモリブデン処理を施工します こんな感じに仕上がります リン酸マンガン処理の上に二硫化モリブデンがＯＮされたイメージです ちなみに当社の二硫化モリブデンショットはハイパーモリブデンショットと なる為、特に高温高回転域でその効果が継続 2層の潤滑層で非対象物を守ります 今回は片側3気筒のV6エンジン用カムシャフト・・・ なので合計４本に施工 1（リン酸マンガン処理）＋1（ハイパーモリブデンショット）＝２以上の効果 やらない手はないんじゃない？ ちなみに当社ではリン酸マンガン処理の施工も承っております 1STOPでこの仕様ができちゃきますよ！！

直列6気筒エンジン シルキー6とも言われ、 振動も少なく官能的な排気音 まあ好みもあるけどね ガレージにこんなんで並んでいたら格好いいじゃない？ 直6エキマニが２台分加工依頼で入荷したので並べてみました 曲げ方、集合方式でトルク型や高回転型に特性を変えられる 優れモノ これはいたるところが曲げですごいパイプレイアウト こちらはいたってシンプル なんとなくバイクの集合管に似たようなレイアウト エキマニWPC処理の効能は・・・ もう何度も説明していますが溶接個所のクラック防止です 熱、振動は微妙に金増疲労を加速させます クラックでお悩みの際は是非ご相談下さい！ ダウンサイジングなどで多気筒は少なくなってきましたが やはりL、RB、1J、2Jこれら直６名機は今でも一級品です ボンネットを開けた時に見えるエキマニの美しさは直６が一番です

スカイラインGT-Rの最終型 そうR34 GT-R 今回はその34 GT-R用カムシャフト やはり直6　長いね これにハイパーモリブデンショットを施工 カム山に ジャーナル部分もしっかりと こちらのお客様は更にリフターへWPC処理＋DLCコーティング 怪しい黒光り このDLCはF1でも採用されている膜と同等なんです カム＆リフターではこの組み合わせが最強！ もちろん先週投稿したこちら・・・ ハイパーモリブデンショットを施したリフターも良きです 要求性能とご予算に応じてチョイスしてみては如何でしょうか？ RBに限らず、カム＆リフターはオイル環境が厳しい箇所 虫食い、カジリ防止に是非！！

バルブリフター（タペット）にディンプル・・・ カムシャフトにバンバン叩かれ オイルを供給しても欠かれてしまう なら滑るが良くてオイルを保持出来る様にしよう！ RB26用なので24ヶ 現車取り外しなので使用感がありますね 天面はカムシャフト、側面はリフターホールと接触します 裏側にはシムが入ります 全面きれいにWPC処理 切削痕、使用キズなどリフレッシュ＆ディンプル形成 シム側もしゅう動には関係ないけどしっかり処理 直接影響が無い所まで綺麗に仕上げます 今回は＋ハイパーモリブデンショットまで施工します ＊左＝WPC処理のみ　　右＝＋ハイパーモリブデンショット WPC処理だけでも効果抜群ですが＋ハイパーで 初期馴染みが向上 更にお勧めはカムシャフトにもWPC処理して、リフターホールは 軽～くスコッチの細かい番手でさらって上げるとより効果upです オイル環境の厳しい部品にはお勧めの処理です        

一見カムホルダーに見えますが・・・ ハーレーダビットソン用のロッカーアームホルダーです お客様の注文書にはPANなんて記載があったので PANヘッド用なのかな 上下で材質が違い真鍮／鋳物の組み合わせ WPC処理＋ハイパーを施すのですが、 下地のWPC処理はそれぞれ材質により異なるのです 間違えると大変な事に・・・ スラスト面も忘れがちですがしっかり処理します もとの色合いはどこに行った？レベルの変わりよう こういった場所の滑らかな動きは非常に大事ですよ！！  

エキマニの取付け不具合、又はエキマニの割れ からくる排気漏れ・・・ バイクだとジジジ・・・と音もして これがまた格好悪いのなんのって 今回は車用 といってもなんか可愛らしいサイズです 3気筒の軽自動車用ですかね WPC処理するのを躊躇ってしまうぐらいピカピカ・・・ だがしかし！！心を鬼にしてショットします 梨地になってこれはこれで良い感じ パイプ部分、フランジ部の各溶接個所を集中的に施工 振動、熱による伸縮/膨張が要因となる割れを防止します あとはしっかり取り付ければＯＫです 結構多いエキマニ割れにはWPC処理！効きますヨ