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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

2026.02.27

ピストン本体を腐食から守るのです

  このピストン新品です 恐らく長年眠っていたデットストック ではないでしょうか?   そう、このピストンの腐食 実際はピストン(アルミ)本体では無く 表面の錫メッキが経年腐食を起こして いるのです   錫メッキは腐食抑制(ピストンの)と 初期なじみを目的とし、昔のHD社外 ピストンや国内各メーカー旧車(純正) に良くみられます 最近の車両は純正/社外ともにあまり 採用されていない印象   このまま組んでも問題ありませんが… なんかね…   てなことでWPC処理してみましょうか!       結構ね、錫メッキは簡単に取れるんです しっかりとピストン本体は腐食から 守られており非常にきれいです     左=未処理  右=WPC処理済   もちろんこの上から…   ハイパーモリブデンショットを 決めれば完成です 初期なじみ性が良く高温時の熱ダレによる摩擦 抵抗の低下も防げるのが当社オリジナルの ハイパーモリブデンショットなんです     旧車の接触面積が大きいピストン~ 最新のピストンまで効果抜群ですよ   今回はYAMAHA純正ピストンの 施工紹介でした!  
  • 技術

2026.02.20

想像以上に手間掛けてます

DLCコーティング 潤滑剤がない状態でも滑り易く とても固いコーティング 耐摩耗性や摺動性に優れています     これは4ローター用エキセン 最近ではピストンピンなどで純正 採用しているメーカーさんもあります (R35 GT-Rのリフターは有名なお話)   このDLCコーティング (Tinなど他コーティングも) 実は下地処理が非常に重要   当社は下地にWPC処理と言う付加価値 を付けています     例えばピストンピン 左から開梱状態→WPC処理→仕上げ処理 となっていて真ん中が少し曇っています 光沢1→曇り→光沢2となりますが 左と右のピストンピン…表面は別物です     ピストンリングも同様で 開梱状態→WPC処理→仕上げ処理 やはり真ん中のリング、少し曇ってます ピン同様に左と右のリングは別物     4気筒 4台分の完成形   ここまでがDLCコーティングの前処理 段階で、ここからは徹底した洗浄工程に 入ります   下地の形成~徹底洗浄は膜密着に多大 な影響を及ぼす為、これでもか!! と言うくらい手間を掛けているんです   そこまで必要なのかい?と言われれば そこまでしなくてはダメなのです!! それが当社のDLCコーティングなのです  

2026.02.13

チャタリング対策

    これはLSDプレート     で、こちらはバイク用のクラッチプレート どちらもWPC処理のご依頼です     用途も違えば大きさも違います まあどちらも動力伝達用プレートですがね     上から加工前、加工1、加工2(完成) となります 特にLSDプレートへのWPC処理施工は チャタリング(異音/異常振動) に効果抜群なのです   格好いい車もあのバキバキ音を出しては…   ショップ様や量産メーカー様の数ものまで 数多く施工しておりノウハウは沢山持ち合 わせております   OIL、調整も大事な要因ですがそれでも 解決が難しい様でしたらWPC処理を してみてはいかがでしょうか?   クラッチプレートのWPC処理 結構評判いいですよ~

2026.02.06

13401-16020×2

  この箱を開ければ…     ここからこれが出ます       これも先週と同じお客様! 新品だからそのままでも良くないか? 答えは否!!   強くてスムーズにまわるエンジンを 創るにはもうマストな処理なんです WPC処理って!!     処理前のメインジャーナル 円周方向にある研磨が見えるでしょ?     で、これが仕上げの3Dラッピングをした メインジャーナル 細かい研磨痕は皆無で鈍い光沢   当然強化もされていてチューンドにある クランク折れもしっかり抑制されます       ともに奥がWPC処理済 新品なのに新品以上のポテンシャル そんなAE86(4AG)用を2本施工 発送は9日となります もう少々お待ちくださいね   しかし先週のミッション部品を含め 40年以上前の部品が出るなんて… まあAE86(4AG)が特別なんでしょうね  

2026.01.30

見れば分かるよね!

  爪部分の独特な形状     が3ヶで全部新品 まだ新品部品が出る喜び!! 今回は埼玉県は三郷市のお客様 ミッション一式WPC処理のご依頼です         ギア関連は社外でしょうか? 純正部品、新品、中古を織り交ぜながら 組み上げるみたいですね     こちらは再利用ですが…     ここまで再生されれば御の字でしょう!         これで強靭且つ滑らかな動きの ミッションWPC処理仕様が完成   クラッチ蹴り?急激なトルク伝達? 全然OK!!掛かって来なさい   安心して踏み込めるミッションでGo! しかし40年以上前の車(AE86)で 令和の時代に新品の部品が出るなんて 最高ですな

2026.01.23

空冷ポルシェの泣き所

現在は水冷、いやマカンなどはEVも ありますね。 某会社の社長さん曰く… 「ガソリン臭く、燃費が悪くて、 音がいっぱいでる車…」 昔の空冷ポルシェってそんな感じだった ような。まあうるさいと言うより 心地よいメカニカルサウンドなんですけどね   そんな空冷ポルシェの弱点の一つ       そうロッカーアーム! 1 スリッパー面のカジリ 2 アーム部分の折れ   さすがに折れた部品は再生出来ない ので送られてくる事はありませんが、 「折れちゃったんだけど…」なんて ご相談があるとか無いとか(笑)   ここらへんのお悩みは解決策あります!!     あっ、スリッパー面のカジリ痕は消えませんが バリ立った面をなだらかに整え、良好な面を WPC処理と3Dラッピングで仕上げてます   さらにロッカーシャフトの入る穴も微細な ディンプルで油保持性を高め滑らかな動き   さらにさらに全体も強化されて折れにくい様に なっています。     いいでしょ?   このロッカーアームへのWPC処理 デメリットと言えば… 「ガソリン臭くて…にある大きな音」 が静かになってしまう事でしょうか   でもこの音(メカニカルノイズ)も パワーロスの一因 静かすぎて物足らなくなったら う~ん…ごめんなさいかな

2026.01.16

強化一択

REのローターへWPC処理     これはね… ここの溝を強化します   そう、アペックスシール溝 ローターの回転による抵抗で この溝がだんだん開いてくる 事をあらかじめ抑制しようって事   もちろんノーマルで乗って「走行距離も 伸びてきたから廃車だな」なんて 場合は必要ないでしょう   だがしかし!!「RE最高!!」や 「部品が出なくなるまで乗るぜ!」とか 「チューニングカー最高!」なんて方には お勧めでしょうな     これから先12A、13B、20Bの様な 刺激的なエンジンは出てこないでしょう… ならば!現存のREを表面処理(WP処理) を使って末永く乗れる様にしましょう!   他にアペックスシール(三分割化+WPC処理) エキセンのWPC処理やDLCコーティング コーナーシール、サイドシールもWPC処理 が可能です     そうそう、ハウジングもお勧めですよ

2026.01.09

いわゆる「アタリ」を付けるんです

始まりましたね~ 2026年… あっ、明けましておめでとう御座います 不二WPCは1月5日より営業開始です   さて、新年一発目は裏メニューの お話です     こんなギアや     こんなギア 全てWPC処理で強化と摺動性向上目的 で施工しています   (1)   で、(1)歯面と (2)   (2)の歯面 同じギアですが違いが判りますか?   (2)の方若干光沢があるんですが、これ WPC処理の後に磨きを少々入れているんです WPC処理で出来たディンプル(凸凹)の凸 部分を少~し削って、いわゆる「アタリ」が 出た状態を意図的に造りこんでいるんです   旧車乗りの方なら「アタリ」を出す 「ナラシをする」は当たり前でしょうが 今の車やバイクに必要がないか? と言われれば、した方が良いに決まってます (異論認めず!!) 病み上がりの完治からいきなり全開は 出来ないのと同じです ご興味がある方はご相談くださいね!   通常のWPC処理の追加裏メニュー (別途磨き費用が掛かります)のご紹介でした   そうそう! 1月9日~11日まで幕張メッセで開催 されている東京オートサロン2026に 当社敏腕営業マンがこっそりいますので 是非お立ち寄り下さい!!  

2025.12.25

一日早いけど

今年のブログを〆ますよ     某英国車のボルト… 錆、スラッジ、OIL汚れにロックタイト 満載で御座います   洗い油で洗浄してどこまできれいに なるか? OIL汚れが少々取れるだけですよ 新たに組み付けるならねじ山、谷部分の 汚れは根こそぎ取らなくてはなりません     これなんてすごいでしょ? ねじ部にはロックタイト、錆、中の ワッシャにはゲル状のシール材と難敵です それぞれが簡単にはきれいにならない… 全部で37ヶありますが全て手作業で 除去します     どうでしょう? 新品みたいでしょ?   しかしWPC処理をしてる訳ですから当然 新品以上に高性能になってます   こう言った気遣いから良いエンジンは 生まれるのです。 今年の汚れをきれいにして来年 (2026年)に向けて走り出しましょう!   そして当社は12月27日~1月4日まで 冬期休暇となります 2026年も何卒宜しくお願い申し上げます   これにて2025年のブログを〆させて頂きます  

2025.12.19

今年の汚れは今年のうちに

WPC処理が終わったクランクシャフト   いつも通り完璧な仕上がり しかしここからが大変…     set完了!下には新品のペーパーウエス   では!!       もういっちょ!     ほいっ!!       そう、OILラインの止まり部分の OIL残りと蓄積されたスラッジ     うえぇ~ まあ使用済(現車外し)のクランク なんてこんな感じですよ 4気筒の場合、この止まり部4か所を 繰り返しきれいになるまで洗浄     洗浄液にOILやスラッジがないでしょ? ここまで仕上げで洗浄して、さらにスコープ で目視確認して終了です WPC処理に出すと強化、摺動性向上、 プーリー軸カジリ抑制をやってさらに 徹底洗浄がもれなくついてきます     これは別のクランク… これも酷かった   WPC処理するしないは別に バラしたクランクは必ず洗浄しましょう! 今年の汚れは今年のうちに!