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スタッフブログ

〈 モータースポーツ 〉

2026.03.27

バブル期(末期)の逸品

HONDA  BEAT(E07A型) 平成のABCトリオの一角 91年5月~96年12月まで販売   当社でも力を入れており関連会社 のフリクションでもオリジナルパーツを 販売しております   そんなBEATのミッション一式 新旧部品を織り交ぜながらWPC処理のご依頼     使える部品があるなら中古でも是非使うべきです     このあたりは新品部品ゾーン     これとか…     このあたりは再利用みたいです がっ!このギア(シザースギア)は 少々処理が厄介で素人さんなら火傷案件です     騒音抑制とスムーズな動力伝達を 目的としたギア 2枚のギア間にスプリングがsetされており このスプリングの張力でバックラッシュを 解消する仕組みなんですが… この隙間にメディアが入り込むと 確実にカジリます!!   まあそうならないように秘密のマスキングを おこない処理しますが、それでも 絶対カジらない保証はできません (万が一が考えられるので) なので処理する方は冷や冷やものなんです(笑)   そんな冷や冷やを通り越して   作業完了です シザースギアの作動もばっちり!! あとはしっかり洗浄・梱包です   カートの様な景色(地面を這うような景色) が広がるバブル末期の逸品 機会があれば是非乗ってみて下さい 今の車には無い刺激がもり沢山ですよ~!!

2026.03.20

こちらは車用サスペンションロット

    サスペンション部品へDLCコーティング 先週はバイク用Fフォークで紹介しました ここまで(Fフォーク)まではプライベーター でも分解可能ですが、バイク用リアサスや 車用のサスペンションはさすがにプロの領域   今回はプロショップさまからDLCのご依頼 ちなみにこちらのお客様は自社ブランドの サスロッドにはWPC処理採用されております これはその中でもSPLモデルでしょうか?     バイク用であろうと車用であろうとまずは 黒染め除去とNiメッキ部にWPC処理を施します 特にNiメッキ部にWPC処理を施す事で スティックスリップを抑制します ここが非常に大事で滑らかな動きには必須です 写真上がWPC処理済     うっすらと光沢が鈍ります… この状態でもWPC処理アリとナシでは滑りは 別物ゴム手袋をした上で触ってみると Niメッキのみだと「ツッ…ツッツ~」て感じの ステックスリップがはっきり分かります WPC処理をすると…「ス~…」と滑らか!     2台分 合計8本にWPC処理をして DLC成膜へと進みます 当然、膜も大事ですがこの下地作りが ポイントなんです   今週は下地作り(WPC処理)で終了 次週はいよいよ成膜です
  • バイク

2026.03.13

手強い相手

  フロントフォーク そう、バイクの前側にあるサスペンション これにWPC処理をしたり+DLCコーティング したり足回りにもご依頼が多い部品   今回はDLCコーティングの前処理の話 当社では基本コーティング前にWPC処理 を行うのですがフォークのこの部分…     このネジ溝部には絶対に緩まないように ロックタイトが付いているのです 多分ブラケットから外す際も大変なはず   お客様より「DLCコーティングよろしく!」 とやってくるフォークのほとんどに ビッチリ固着しています (再メッキ品大丈夫です) こいつをしっかり除去しないとDLC コーティングは成膜できません!!   なのでこのロックタイトを除去するの ですが…     ネジ部以外をマスキングして少々強めの ショットで剥がし打ちます 下から剥ぎ取るようなイメージ…     メッキ部分を損傷させずロックタイトだけ除去     最後に全体WPC処理をして完成です 強めのWPC処理でネジ部を痛めてもダメだし このロックタイトは我々のような加工から すると結構手強いのです   あまりにも取れない場合は溝部分に カッター(刃)をいれて取ることもあります まあ簡単に取れてしまう様ならそれは それで問題なんでしょうが… もちろんWPC処理のみの場合でも この部分はきれいに仕上げてます   ロックタイト… ゆるみ止めとして色々な分野で採用 されていますが我々からすれば手強い相手です   まあ負けることは無いのですが…

2026.03.06

クラッチOHの際は是非!

  86、BRZのクラッチレリーズガイド ショップさまより10ヶ WPC処理のご依頼です   相手はレリーズベアリング 内径側は樹脂コートが施されている みたいですが、先端部(可動部) からの異音があるとかないとか…     アルミ製です この軸部分にWPC処理を行います     裏側からの写真 ASSYされている樹脂パッキンには グリスが仕込まれており下手に脱脂 洗浄をするとせっかくのグリスが全て 流れてしまいます     そうならないように軸端部と裏側から マスキングを行いメディアが入らない ようにして処理をします     こんな感じに仕上がります レリーズベアリングの摺動性向上 グリスの保持力も向上います   86、BRZは発売から10年以上もたち 値ごろ感、遊びやすさと人気車種ですが やはり走行距離もかさみ部品消耗も 進んでいます   クラッチOHにはプレートだけじゃ無く ベアリング、ガイド、フォークも 一緒に交換して更に楽しめるように してみては如何でしょうか?   ガイド、フォークはもちろんWPC処理 したものを組み込めばばっちりです!     特にご依頼が多い車種は… S2000、86/BRZ,シルビアが多いですね

2026.02.27

ピストン本体を腐食から守るのです

  このピストン新品です 恐らく長年眠っていたデットストック ではないでしょうか?   そう、このピストンの腐食 実際はピストン(アルミ)本体では無く 表面の錫メッキが経年腐食を起こして いるのです   錫メッキは腐食抑制(ピストンの)と 初期なじみを目的とし、昔のHD社外 ピストンや国内各メーカー旧車(純正) に良くみられます 最近の車両は純正/社外ともにあまり 採用されていない印象   このまま組んでも問題ありませんが… なんかね…   てなことでWPC処理してみましょうか!       結構ね、錫メッキは簡単に取れるんです しっかりとピストン本体は腐食から 守られており非常にきれいです     左=未処理  右=WPC処理済   もちろんこの上から…   ハイパーモリブデンショットを 決めれば完成です 初期なじみ性が良く高温時の熱ダレによる摩擦 抵抗の低下も防げるのが当社オリジナルの ハイパーモリブデンショットなんです     旧車の接触面積が大きいピストン~ 最新のピストンまで効果抜群ですよ   今回はYAMAHA純正ピストンの 施工紹介でした!  
  • 技術

2026.02.20

想像以上に手間掛けてます

DLCコーティング 潤滑剤がない状態でも滑り易く とても固いコーティング 耐摩耗性や摺動性に優れています     これは4ローター用エキセン 最近ではピストンピンなどで純正 採用しているメーカーさんもあります (R35 GT-Rのリフターは有名なお話)   このDLCコーティング (Tinなど他コーティングも) 実は下地処理が非常に重要   当社は下地にWPC処理と言う付加価値 を付けています     例えばピストンピン 左から開梱状態→WPC処理→仕上げ処理 となっていて真ん中が少し曇っています 光沢1→曇り→光沢2となりますが 左と右のピストンピン…表面は別物です     ピストンリングも同様で 開梱状態→WPC処理→仕上げ処理 やはり真ん中のリング、少し曇ってます ピン同様に左と右のリングは別物     4気筒 4台分の完成形   ここまでがDLCコーティングの前処理 段階で、ここからは徹底した洗浄工程に 入ります   下地の形成~徹底洗浄は膜密着に多大 な影響を及ぼす為、これでもか!! と言うくらい手間を掛けているんです   そこまで必要なのかい?と言われれば そこまでしなくてはダメなのです!! それが当社のDLCコーティングなのです  

2026.02.13

チャタリング対策

    これはLSDプレート     で、こちらはバイク用のクラッチプレート どちらもWPC処理のご依頼です     用途も違えば大きさも違います まあどちらも動力伝達用プレートですがね     上から加工前、加工1、加工2(完成) となります 特にLSDプレートへのWPC処理施工は チャタリング(異音/異常振動) に効果抜群なのです   格好いい車もあのバキバキ音を出しては…   ショップ様や量産メーカー様の数ものまで 数多く施工しておりノウハウは沢山持ち合 わせております   OIL、調整も大事な要因ですがそれでも 解決が難しい様でしたらWPC処理を してみてはいかがでしょうか?   クラッチプレートのWPC処理 結構評判いいですよ~

2026.02.06

13401-16020×2

  この箱を開ければ…     ここからこれが出ます       これも先週と同じお客様! 新品だからそのままでも良くないか? 答えは否!!   強くてスムーズにまわるエンジンを 創るにはもうマストな処理なんです WPC処理って!!     処理前のメインジャーナル 円周方向にある研磨が見えるでしょ?     で、これが仕上げの3Dラッピングをした メインジャーナル 細かい研磨痕は皆無で鈍い光沢   当然強化もされていてチューンドにある クランク折れもしっかり抑制されます       ともに奥がWPC処理済 新品なのに新品以上のポテンシャル そんなAE86(4AG)用を2本施工 発送は9日となります もう少々お待ちくださいね   しかし先週のミッション部品を含め 40年以上前の部品が出るなんて… まあAE86(4AG)が特別なんでしょうね  

2026.01.30

見れば分かるよね!

  爪部分の独特な形状     が3ヶで全部新品 まだ新品部品が出る喜び!! 今回は埼玉県は三郷市のお客様 ミッション一式WPC処理のご依頼です         ギア関連は社外でしょうか? 純正部品、新品、中古を織り交ぜながら 組み上げるみたいですね     こちらは再利用ですが…     ここまで再生されれば御の字でしょう!         これで強靭且つ滑らかな動きの ミッションWPC処理仕様が完成   クラッチ蹴り?急激なトルク伝達? 全然OK!!掛かって来なさい   安心して踏み込めるミッションでGo! しかし40年以上前の車(AE86)で 令和の時代に新品の部品が出るなんて 最高ですな

2026.01.23

空冷ポルシェの泣き所

現在は水冷、いやマカンなどはEVも ありますね。 某会社の社長さん曰く… 「ガソリン臭く、燃費が悪くて、 音がいっぱいでる車…」 昔の空冷ポルシェってそんな感じだった ような。まあうるさいと言うより 心地よいメカニカルサウンドなんですけどね   そんな空冷ポルシェの弱点の一つ       そうロッカーアーム! 1 スリッパー面のカジリ 2 アーム部分の折れ   さすがに折れた部品は再生出来ない ので送られてくる事はありませんが、 「折れちゃったんだけど…」なんて ご相談があるとか無いとか(笑)   ここらへんのお悩みは解決策あります!!     あっ、スリッパー面のカジリ痕は消えませんが バリ立った面をなだらかに整え、良好な面を WPC処理と3Dラッピングで仕上げてます   さらにロッカーシャフトの入る穴も微細な ディンプルで油保持性を高め滑らかな動き   さらにさらに全体も強化されて折れにくい様に なっています。     いいでしょ?   このロッカーアームへのWPC処理 デメリットと言えば… 「ガソリン臭くて…にある大きな音」 が静かになってしまう事でしょうか   でもこの音(メカニカルノイズ)も パワーロスの一因 静かすぎて物足らなくなったら う~ん…ごめんなさいかな